奥会津の黒沢鉱山 旅行・観光ガイド ブログ

只見駅のレンタサイクル

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黒沢鉱山

只見町にある黒沢鉱山は、明治時代に開発され、昭和末期にかけて採掘されました。主に石膏が産出されたそうです。現在は閉山し、廃墟となっています。(参考ページ)

只見線の沿線には、こういった小規模な鉱山跡が点在しているようです。

只見駅からサイクリング

只見駅のレンタサイクル
只見駅で自転車を借りた。

JR只見駅では、観光協会がレンタサイクルのサービスをしていたので、これを借りて黒沢地区を目指します。

只見川に架かる橋梁
この橋を渡ると黒沢の集落がある。

只見川を渡り、黒沢地区を目指します。黒沢鉱山は、只見駅から只見川を隔ててほぼ向かいに位置するのですが、只見川を渡れる場所が少ないため、ちょっと大回りのルートを取る必要があります。

只見川
只見川を渡る。

只見川を渡ると、そこはもう黒沢地区です。右手に集落が見えました。

黒沢集落
黒沢地区を眺める。
林に続く直線道路
道路は林の手前で途切れている。

集落と反対方向に進むと、直線道路が林にぶつかったところで道が途切れています。

舗装路の終点
川を渡った所で舗装路は終わり。

ここから先は未舗装の林道なので、自転車は置いて行きます。5月でしたが、まだ分厚い雪が残っていて、行く手を阻みます。

林道を歩く

雪がなければ、たいした道ではないのですが、一歩一歩踏み抜かないように注意して歩く必要があり、思った以上に時間が掛かります。

林道の残雪
5月だというのに一面に雪が残る。
残雪と水溜り
所々雪どけ水でぬかるんでいる。

雪が融け出して小川のようになっている場所もあれば、雪の層をズボッと踏み抜いてしまうポイントもあり、単純には直進できません。

足元を確かめながら進む
雪を踏み抜くことがあるので注意。

倒木などがあれば迂回せざるを得ず、林道から外れて、林の中を進みました。

踏み抜いて足が埋れた跡
融けて軟らかくなった残雪は、踏み抜く危険大。
林道の倒木
倒木が行く手を阻む。
開けた場所に出た
鉱山跡が見えてきた。

林道の起点からおよそ30分で鉱山跡に到着。アップダウンはそんなにありませんが、足場の悪い雪道のため、疲労感は大きいです。

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探索日
2011/05/05

このレポートには、さば柄氏からご提供いただいた写真が含まれています。

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