小値賀島 旅行・観光ガイド ブログ

小値賀港(笛吹港)・小値賀漁港

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小値賀港ターミナル

小値賀港(笛吹港)は、小値賀島最大の港湾で、ほとんどの定期船が発着します。小値賀島の中心集落である笛吹郷の近くにあり、集落の中心部まで徒歩で10分弱の距離です。

小値賀島 笛吹港 桟橋

小値賀港 フェリーターミナル

桟橋の近くには、小値賀港のターミナルビルがあり、土産物屋や観光案内所などが入居しています。レンタサイクルもあり、島内の散策に利用することができます。

小値賀島 客船ターミナル

小値賀島 土産物店

「おぢかアイランドツーリズム」は、小値賀町観光協会など3団体が統合したNPO法人で、小値賀島と野崎島の観光事業を担っています。小値賀港ターミナルに拠点があり、各種ツアーの申込みや宿泊先の斡旋などを受け付けています。

私は、雨天の日に相談に行き、車での島内ツアーを紹介してもらったりしました。また、野崎島については、事前にメールでも受け答えをしてもらい、旅程を検討する上で大きな助けになりました。

おぢかアイランドツーリズム

おぢかアイランドツーリズムでは、自転車(電動あり)の貸し出しも行っていて、窓口が閉まる18時までの貸し出しとなっています。このほか、島内には、レンタカー事業者が2社ありますが、原付の貸し出しはありません。

小値賀島 路線バス 斑島行き

小値賀港ターミナルは、バス路線の拠点にもなっています。斑島や前方、唐見崎方面へ向かう路線バスは、小値賀港ターミナルを起点としています。

離島待合所

小値賀島 港
笛吹港には、各方面の船が発着する。

小値賀島を訪れる多くの観光客は、野崎島も目的地の一つにしていると思います。野崎島に渡るには、小値賀港ターミナルから5分ほど歩いた場所にある「離島待合所」から小型船に乗ります。

野崎島に向かう町営船「はまゆう」は、1日2便しかないため、小値賀島に着いて、そのまま乗り換えという旅程を組む人はほとんどいないはずですが。

小値賀島 離島待合所
大島や野崎島など離島方面の町営船が発着する「離島待合所」。

野崎島に渡る際には、通常は前もって「おぢかアイランドツーリズム」に予約を入れておき、ツアー料金は、ツアー前後にターミナルの窓口で支払う形となります。

小値賀島 はまゆう 町営船乗り場

はまゆう乗り場 小値賀島
町営船の乗り場は、ターミナルから離れている。

小値賀漁港

小値賀漁港は、笛吹郷にある小値賀島最大の漁港です。朝7時~8時半頃に行けば、水揚げされたばかりの魚を買うこともできます(誰でも買えるそうです)。

小値賀漁港
漁協の市場も兼ねている小値賀漁港。

漁港には、密漁を取り締まるためと思われる巡視艇(はやて)も停泊していました。

巡視艇はやて

小値賀島 漁船
漁船や漁協の運搬船が停泊していた。

クレーンの付いた漁船は、運搬船も兼ねているらしく、毎朝獲れたての魚を本土の市場へ運んでいるそうです。

小値賀漁協

私が漁協を訪れたのは、昼過ぎだったため、ほとんど人の姿はなく、静まりかえっていました。近くで作業していた方に許可をもらい、水槽の中を見せていただくと、たくさんの魚介が泳ぎ回っていました。

小値賀島 市場 漁協

小値賀島 新鮮な魚 水槽
水槽の中では、今朝穫れたばかりの魚が泳いでいる。

漁協の向かいには、「JFおぢかフードストアー」(通称、「漁協ストア」)があり、午前中であれば、獲れたての魚が店頭に並ぶそうです。

小値賀島 スーパーマーケット

小値賀町笛吹 漁港
どこを見ても平和な風景が広がっている。

漁港の周りを歩くと、あちこちで魚を干している様子が見られます。漁港ならではの風景ですね。

小値賀島 干物作り

小値賀町 魚の干物
道端に魚が干してあった。

小値賀町あわび館

「あわび館」は、離島待合所の裏手にある施設で、サザエ・アワビの直売や、水産加工品の販売を行っています。小値賀島は、単一の漁協としてはアワビの漁獲量が日本一だそうで、それをアピールするための施設とのこと。

ちなみに、島の人によると、週3回、朝7時頃~ここで野菜の朝一があるそうです。

小値賀島 あわび館

来館者が少ないのか、1階は薄暗く、人の姿はありませんでした。フロアの真ん中に水槽があり、大きなエビが飼育されていました。

小値賀 あわび館の館内
薄暗い館内。

あわび館 伊勢エビ

2階には、アワビ漁の歴史と漁具などの資料が展示されています。入場料は無料でした。

あわび館 展示
あわび漁の歴史と資料が展示されている。

暇つぶしには良い場所かもしれませんが、建物の割には、物足りなさのある施設でした。

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探索日
2015/04/30 - 05/04
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