礼文島 旅行・観光ガイド ブログ

沓形行きのフェリー・ハートランドフェリー

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沓形行きのハートランドフェリーに乗船

ついに、礼文島を離れる日になりました。私はこの後、利尻島に向かう予定のため、10:25発の沓形行きフェリーに乗ります。

ボレアース宗谷 礼文島
香深港に入港する「ボレアース宗谷」。

民宿の送迎で、9時過ぎごろに香深港に到着し、香深港の周辺を撮影して回っていると、利尻島の鴛泊港からやって来た「ボレアース宗谷」が香深港に入港してきました。

ボレアース宗谷 旋回
接岸のため旋回するボレアース宗谷。

ボレアース宗谷は、岸壁の前で大きく旋回し、進行方向を180度回転した上で、接岸しました。

ボレアース宗谷 礼文島の香深港
無事香深港に接岸したボレアース宗谷。
礼文島 香深港 搭乗口
搭乗口が故障中だったため、直接架橋する。

なお、訪問時は、ターミナルビルのボーディングブリッジが故障中だったため、屋外の岸壁上から直接架橋しての乗船となりました。乗船時に見送ってくれたお兄さんたちは、恐らく桃岩荘のスタッフさんでしょうか。

ボレアース宗谷 乗船の様子 香深港
ボレアース宗谷に乗船する。

フェリーが香深港を出港

予定時間を5分ほど遅れて、いよいよフェリーが出港しました。

礼文島の見送り 桃岩荘
桃岩荘名物の見送り儀式。

香深港では、桃岩荘の名物である見送りが盛大に行われていました。この日は女性2人が島を離れる日だったようで、送られる2人が甲板で一緒に手拍子しながら別れを惜しんでいました。なかなかアツいですね。後から覗いてみると、女性のうち一人は涙を流していて、青春っていいなぁとしみじみ感じました。

礼文島 香深港を出港
5分遅れで香深港を出港した。

礼文島 香深港

礼文島 香深の町並み 出港
香深の町並みを遠くから眺める。

沓形港までの時間を過ごす

礼文島に滞在中は、天候が目まぐるしく変わる日々でしたが、今日は見事な晴天で、船から見える礼文島も美しいです。

礼文島 海から見た
離れた位置から礼文島を眺める。
礼文島 フェリー 出港の様子
船は、香深港からぐんぐん離れていく。

今回乗船した「ボレアース宗谷」は、2003年就航の船で、往路で乗船した「サイプリア宗谷」より5年古い先輩。ただし、内装にはあまり差がなく、客室のレイアウトもほぼ同じです。唯一の差といえるのは、「サイプリア宗谷」から初めて装備されたフィンスタビライザーでしょうか。

ボレアース宗谷 船内
ボレアース宗谷の船内。

ボレアース宗谷 1等ラウンジ席への入口

礼文島の香深港から利尻島の沓形港までは、約40分。出港・入港の時間も考えると、のんびり航海している時間はそんなに長くありません。

ボレアース宗谷 2等客室
ボレアース宗谷の2等室。

乗船客は、広い船内に不釣り合いな少なさで、一区画を独り占めできそうな状態。利尻島の中でも、ややマイナーな沓形行きだからでしょうか。

ハートランドフェリー 2等優先席
2等優先席は個室のようになっている。
ハートランドフェリー 2等室 客室
前方の2等室では、進行方向の景色を眺められる。

ハートランドフェリー ボレアース宗谷 通路

この日は晴天だったため、行きの船では出られなかった甲板でのんびり過ごすことにしました。甲板からは、礼文島と利尻島の両方がよく見えます。

礼文島 フェリー 甲板
天気が良かったので、甲板に出てみた。

フェリー甲板から見える礼文島

礼文島を遠目で見ると、結構平べったい島だなぁという印象。これから行く利尻島には、利尻富士があり、きれいな三角形の形をしているんですが、礼文島には、突出して高い山があまりありません。人家があるのも、海抜10メートル以下の海岸線ですから、普通に生活していると、アップダウンのある道を通ることはそんなに多く無さそうです。

礼文島 島影
フェリーから見える礼文島は、平べったい印象。

ただ、島のほとんどを青々とした小高い山が覆っているのも事実。そして、そのほとんどは、あまり開拓されず、ハイキングコースでしか侵入できないエリアが数多く残っています。

今回は、ゴロタ岬桃岩展望台コースといった、ごく一部のエリアしか歩くことができませんでしたが、こうやって島を遠景で見ると、まだまだ面白いスポットがありそうな気がしてきます。次回、また来る時の楽しみにしておきましょう。

引き続き、小笠原 父島のレポートへ

探索日
2015/09/20 - 22
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