土合駅(上越線の地下駅) 旅行・観光ガイド ブログ

土合駅に到着(上り線地上ホーム)、冬の土合・雪景色・駅舎

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土合駅の上り線ホーム

列車が発車し、あっという間に見えなくなってしまいした。他に降車客は無く、ぽつんとホームに取り残された気分です。

土合駅 上り線発車
列車は、水上方面へ去っていった。

天気は快晴でしたが、風が強く、時折巻き上げられた雪が吹き付けます。笑いが出るくらいの寒さ。あまりの寒さで、カメラの調子が悪くなったりしました。2月に来るべき場所ではなかったようです。

土合駅 ホーム待合所
前回来たときには無かった真新しい待合所。

ホームは、長大編成も停車可能なほどの長さ。かつては、関東から新潟へ抜ける主要幹線でしたから、ホームの用地もゆとりを持って確保されています。

ただ、ホームの使われない部分は、雪がこんもり積もったまま。必要最低限の範囲だけが除雪されています。

上越線 積雪
厚い雪に覆われた沿線。

しばらくすると、貨物列車が通過していきました。牽引するのは、JR貨物EH200系の電気機関車です。

土合駅 貨物列車 撮影
土合駅に貨物列車が入線。
土合駅 通過 列車
貨物列車が通過していった。

駅舎は上り線ホームから離れています。スロープを下って角を左に曲がると連絡通路があります。出口がある駅舎までは、さらに連絡通路を歩かなくてはいけません。

土合駅 上り線ホーム
上り線ホームは、駅舎から少し離れている。

連絡通路までの道は、綺麗に除雪されていましたが、連絡通路は半分以上が雪に埋もれていました。ここが豪雪地帯であることがよく分かります。雪が降るたびに通路を除雪しに来るJR職員も大変そうです。

土合駅の駅舎

土合駅 上り線 連絡通路
薄暗い連絡通路。

駅舎に続く連絡通路は、コンクリートブロックを積み上げたような壁に鋼鉄製の屋根が付いた簡易的な造り。天井に蛍光灯は付いていますが、日中は使わない設定なのか点灯していませんでした。自然光だけが頼りです。

土合駅 通路の窓
通路の蛍光灯は消えていて、自然光が頼り。

通路を抜けると広いコンコースに出ます。山奥の無人駅にしては全体的に設備が立派です。

土合駅 コンコース
意外と広いコンコース。

近くにスキー場があるほか、谷川岳登山の拠点としても機能していて、開業当時は、スキー客や登山客で賑わっていたそうです。このため、駅舎には有人駅時代の設備が残っています。

土合駅 鉄棒 物干し

コンコースには、真新しい手押しの除雪車が一台置かれていました。鉄棒のような設備がありましたが、雪で濡れたコートを干すための物干しでしょうか。

土合駅 駅舎のドア
謎の扉が2つ。どこに通じているかは不明。

煤けた壁には扉が並んでいます。一目で駅員室と分かるものもあれば、暗い部屋に通じる重そうな鉄扉や、「立ち入り禁止」と表示された扉など、思わず開けてみたくなる扉もあります。立ち入り禁止の扉は、隙間から光が差しているので、どうやら外に通じているようです。

土合駅 地上 突き出た空間
線路側に開いた謎の出口を発見。

線路側の壁には、見張り台のような空間が造られています。有人駅時代は、ここに駅員が立って、列車の様子を確認したのでしょうか。ここで列車の姿を確認しても、ホームまでは距離があるので、乗客向けでは無さそうです。

駅員 見張り台
展望室のような空間。上り線の見張り台だろうか。

窓から外を覗くと、ものすごい大きさの氷柱が垂れ下がっていました。文字通り、氷の柱ですね。

土合駅 巨大氷柱
巨大氷柱と分厚い雪に埋もれつつある駅舎。

土合駅には、無人駅とは思えないほど豪華な改札口が造られています。これも、有人駅時代の名残でしょうか。今も、臨時列車の運転時には、駅員が派遣され、窓口業務が行われているそうです。

土合駅 改札口
改札口は、有人駅の名残で、無人駅とは思えないほど立派。

改札口を出ると、広い待合スペースが広がります。天井も高く、とても開放感があります。駅員室の窓口もあり、開業当時はかなり立派な駅であったことが窺えます。現在、窓口だった場所にはカーテンが掛かっていて、中を覗くことはできません。

土合 駅舎 内部 ベンチ

土合駅 駅舎 吹き抜け
三角屋根の吹き抜けが特徴的。

6年前に来た時と比べると、ベンチが新しく取り替えられていたり、増設されていたりしていました。また、自販機も新しいものに取り替えられていて、手厚くメンテナンスされていることが分かります。臨時列車が運行されているため、今でも一定の利用者がいるのでしょう。

土合駅 待合いスペース
ベンチや自販機が置いてあるだけのだだっ広い空間。

ガラス戸で仕切られた奥の空間は、待合室です。冬の寒さが厳しい土合では、外の風を遮断できる空間は重宝します。

土合駅 待合室
扉で仕切られた待合室。

待合室のベンチは、やたらと増設された印象です。6年前の訪問時には、壁に沿って2~3つくらいベンチが置かれているだけで、だだっ広い空間を持て余している状態でしたが、床に固定する形式の真新しいベンチが、16席分も増設されていました。果たして、この席が埋まるほどの利用客が押し寄せるのでしょうか。

土合駅 トイレ
トイレは驚くほどきれい。改装して間もない様子。

そして、今回一番驚いたのがトイレ。見違えるほど綺麗に改装されていて、デパートのトイレかと思うほど。山奥の無人駅とは思えません。

さすがにウォシュレットではありませんが、なんと暖房が付いています。なぜJRは、土合駅の改装にここまで力を入れるのでしょうか…。

日本一のモグラ駅 土合

外に出ると、「ようこそ 日本一のモグラえき 土合へ」と書かれたお馴染みの看板。これは昔から変わりません。

土合駅 駅舎 外観
尖った三角屋根が美しい駅舎。

美しい三角屋根も健在。ただ、積雪のせいで、お洒落な赤いトタン屋根は隠れてしまっていました。

土合駅 氷柱 駅名

周囲はものすごい積雪。数え切れないほどの氷柱が垂れ下がっています。駅舎には、雪除けの囲いが施されていました。

土合駅 豪雪地帯
駅前のスペースは、雪に埋もれてしまっている。

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探索日
2014/02/11

このレポートには、さば柄氏 ・ nokinoshi氏 からご提供いただいた写真が含まれています。

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