三国観光ホテルに泊まり、雄島を散策

三国観光ホテルに泊まり、雄島を散策

「サスペンスドラマの聖地」として有名な福井県の東尋坊とその周辺を観光しました。

東尋坊 柱状節理
高いところで25メートルほどの落差がある「東尋坊」。

東尋坊といえば、険しい崖が続くことから、「自殺の名所」として名高い場所。一方で、見事な安山岩質の柱状節理は、学術的な評価も高く、地質学的に貴重なスポットでもあります。

IWABA CAFE
東尋坊のすぐそばで営業する「IWABA CAFE」。

東尋坊の先端に最も近い場所で営業する「IWABA CAFE」は、東尋坊の絶景を売りにしたカフェ。入店してみると、お洒落な店内から、東尋坊の景色を眺めることができました。なかなかおすすめのスポットです。

三国観光ホテル
今回宿泊した「三国観光ホテル」。

今回宿泊したのは、東尋坊がある三国町を代表する宿泊施設「三国観光ホテル」。海岸を望む高台に建つ地元の名門ホテルです。

三国観光ホテルのロビー
三国観光ホテルのロビー。
三国観光ホテル 夕食の料理
地元の食材を使った豪華な夕食。

夕食は、地元福井の海産物や畜産物(若狭牛など)を使った豪華な会席料理で、大満足でした。

雄島 越前海岸
陸地と橋で結ばれている雄島。

翌日は、東尋坊の北に位置する雄島へ。雄島は、東尋坊と同様に柱状節理が観察できる島で、島全体が流紋岩でできています。陸地とは一本の橋(雄島橋)で結ばれていて、徒歩でアクセスできます。

雄島橋
雄島橋を渡る。

この雄島、心霊スポットとして有名な島でもあります。そもそも、雄島が心霊スポットと言われるようになったのは、東尋坊で自殺した遺体が流れ着く場所だから。

霊にまつわる云われはいくつもあって、例えば「日暮れに雄島橋を渡ると、橋の下からたくさんの手が出てくる」とか、「島に渡って反時計回りすると死ぬ」とか。

雄島 鳥居と狛犬
大きな鳥居をくぐって雄島に入っていく。

雄島に入ると、白い鳥居と狛犬がお出迎え。島全体が神聖な場所となっているようです。島内には、大湊神社という神社があります。

雄島 賽銭箱
島の入り口にある賽銭箱。無人だが、御守も売っている。

鳥居をくぐった所に、無人の小屋がありました。賽銭箱のほか、御守の販売もしているようです。

雄島 階段
階段を登っていく。

ここから急な階段を登っていきます。森に入り、一気に神聖な雰囲気になっていきます。

雄島 神社の社務所
島内にある建物。

階段を登った先には、住居のような建物がありました。神社の社務所でしょうか。建物はかなり古い様子ですが、今も使われているのか、それほど荒れていません。

雄島 大湊神社の境内
飛び石が並ぶ。

社務所のような建物を過ぎると、今度は大湊神社の本殿が現れました。

雄島 大湊神社の本殿
雄島にある大湊神社の本殿。

こちらの本殿は、1621年に再建されたもので、県の重要文化財に指定されています。桃山様式を取り入れた一間社流造のこけら葺屋根が特徴的です。内部に一木彫の座像が安置されているそうです。

雄島 展望台
海を望む鳥居があった。

本殿のそばには、海に向いた鳥居が建っていました。神様の通り道といったところでしょうか。

越前海岸 マーレ(MARE)
若者に人気のカフェ「MARE(マーレ)」。

雄島の散策を済ませると、海沿いを車で40分ほど走ったところにある「MARE(マーレ)」というカフェに向かいました。地元の若者に人気のお洒落なカフェで、芝生のテラス席からは間近に海を望むことができます。

この日は曇り空だったため、景色はイマイチでしたが、晴れれば絶景だと思います。

福井 マーレ ドリンク
トロピカルな色のドリンクは、「インスタ映え」を意識か?

ドリンクはどれも南国風のトロピカルな色で、まさに「インスタ映え」しそうです。絶好のロケーションも相まって、地元のインスタ民に人気が出そうな気がします。

越前海岸というと、荒波・渋い・廃れているというイメージがありましたが、地元の若者ウケを狙った店が大当たりしているところを見ると、まだまだ若い力は途絶えていないのだと思いました。こういう今どきのセンスで地元を盛り上げていって欲しいですね。

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投稿日時

2017年07月17日


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