町田市の七国峠(鎌倉古道) 旅行・観光ガイド ブログ

七国峠の切り通し・お大日様参道

山の中へ

徐々に山道らしくなっていく
本格的に山の中へ入っていく峠道。

さて、峠道はいよいよ山林に入っていき、周囲の住宅地は視界から消えていきます。道幅は狭く、人ひとり通るのが精一杯です。造成地を見渡せる場所では、何人か犬を連れて散歩する人に出会いましたが、さすがに山に入ってくると誰ともすれ違いませんでした。

峠道の倒木
峠道の倒木。

人や車の音は全く聞こえず、鳥の鳴き声と、林のざわめく音だけに包まれます。歴史云々より、まずはこの自然に囲まれてる感覚、とても幸せな気分でした。

七国峠の分岐点
切通しと木漏れ日が美しい。

しばらく山の中を歩くと、円弧状に均された場所に出ます。この切通しが鎌倉古道として最も特徴的だといわれています。ここまで来ると峠道の終着点はすぐそばです。

峠道の終着点

ここに「お大日様参道」と書いた立て札と階段があったので、試しに上ってみました。急斜面に無理やり作った感じの結構危ない階段です。

お大日様に向かう階段
急斜面を階段で登っていく。

上はちょっとした広場になっていまして、「大日如来像」が収められた祠がありました。

七国峠の大日如来像
大日如来像が収められた祠。

山道を下ると、家政学院大学の前に出ます。あいす工房ラッテというのが大学の隣にあったので、そこで休憩しました。

町田あいす工房ラッテ
家政学院の隣にある“あいす工房ラッテ”。

ちなみに、峠道自体は、まっすぐ歩けば片道1時間弱くらいで、橋本駅から登山口まで40分くらいでしょうか。

訪問日
2008/03/08