三ヶ木バスターミナルと道志川

三ヶ木バスターミナル

三ヶ木(みかげ)は、橋本駅と相模湖駅の中間に位置する交通の要衝で、山あいの小さな集落にも関わらず、大きなバスターミナルが立地しています。

三ヶ木は神奈中バスの拠点となっている。

津久井湖の畔で、周囲を山々に囲まれた自然豊かな集落ですが、橋本駅までバスで30分、そこから京王線に乗り換えれば、なんと1時間半以内で新宿にたどり着く、都心の通勤圏内です。

今回は、自宅そばのバス停から、路線バスを利用しました。

神奈中の様々な車両が並ぶ。

以前自転車で行った時は、アップダウンの激しい道を2時間近く走り続けて、着いたらヘトヘトでした。それを思うと、バスのなんと楽なこと。

道志川を見に行く

坂道を下って河原へ向かいます。

道志川下流に架かる弁天橋。

今回の目的地は、横浜市の水源にもなっている道志川です。

貯水池が並んでいます。

時期的に鮎釣りが解禁中だったようで、数組の釣り人を見かけましたが、平日だったためか人は少なめでした。

草を掻き分けて奥地へ向かいます。

背の高い草を掻き分けて奥へ入っていくと、いよいよ人影はなくなり、静かな川原が広がっていました。

静かな大自然

奥に見えるのは、水道局の放水施設。

中州を渡ってしばらく進むと、両岸に巨大な岩がせり出した場所に突き当たって、行き止まり。川も深そうなので、これ以上は泳がないと進めないみたいです。

水面を覗くと、メダカがたくさん泳いでいました。

静寂に包まれた清流。

岩の合間から光が差し込んでいる様子は、なかなか幻想的です。何より、誰にも邪魔されず自然を独り占めできるというのは、本当に贅沢ですね。

川が深くてこれ以上先に進めません。