piezo tap

制作年
2009~2010

本作品は、「叩く」という直感的で簡単な操作だけで楽しめるゲームです。プログラム本体はFlashを使って開発しており、Gainerを組み込んだ独自の入力装置も制作しました。

プレイヤーは、画面下から浮き上がってくる泡が水面付近に来る瞬間を狙って、入力装置を叩きます。すると、泡はその場で美しくはじけて得点となります。一度に3人まで参加でき、複数プレイヤーで遊ぶと、より一層楽しめます。

作品で遊んでいる様子

コンセプト

誰もが楽しめるゲーム

過去に自作のゲームを制作・展示した経験から、ゲーム開発において、特に次の2点が重要であると認識しました。

  • 一目見て“触ってみたい”と思う「敷居の低さ」
  • 「自然に人とつながり合える」という“楽しさ”

本作品の制作に際しては、当初から展示することを前提として設計し、できる限り幅広い年齢層に触ってもらえるように工夫を凝らしました。

作品紹介

専用コントローラ

Gainerモジュールと圧電素子(ピエゾ素子)を利用し、入力装置を自作しました。

コントローラを叩く

天板を叩くと、その衝撃が振動となって伝わります。本機では、圧電素子を用いてこの振動を検出し、Gainerモジュールを介してコンピュータに伝えています。回路はユニバーサル基板上に配線されており、基盤に接続したGainerモジュールにUSBケーブルを繋ぎ、コンピュータと通信を行います。

振動の伝達性を考慮し、天板にはPP発泡シートを採用しました。入力装置は3台制作しましたが、全て同じ構造です。

コントローラの外観

コントローラの内部

「叩く」だけの簡単操作

コントローラを叩く(タップする)と、画面上の水面が凹みます。泡が水面付近に来た時タップすると、泡は美しくはじけます。泡をはじくと得点が入り、大きな泡ほど高得点です。ただし、タップするタイミングが早すぎると、泡は下に逃げていってしまいます。

泡が弾ける様子

複数のプレイヤーが同時にタップし、得点すると、通常よりも高得点となります。また、複数が同時にタップすると、水の色が変化します。マゼンタ+イエローでオレンジ、シアン+イエローで緑、マゼンタ+シアンで青、全色同時で白(輪郭線のみ)となります。

オレンジに変化した画面

青く変化した画面

緑に変化した画面

白く変化した画面

ロゴタイプ

ロゴタイプ

「piezo」の部分は、簡単でわかりやすい印象を与えるため、直線と円のみを使って図形的に構成しました。また、本製品の“叩く”という特徴的な操作方法を、大小2種類の同心円とグラデーションを用いて象徴的に表現しています。